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2026-09-22 15:53:00

千代田区の土砂災害警戒区域を、AIエージェントと2往復でつくった話

――AIエージェントと、地図9枚を配れる資料に変えるまで

昨日、区内の土砂災害警戒区域を伝える資料を、AIエージェントと一緒につくりました。 「重ねるハザードマップ」からキャプチャした地図画像9枚を渡してから、 配布できる形に整うまで、思っていたよりずっとスムーズに進みました。

災害対応の時、AIがWeb等の制作でとても役に立った記録として、その過程を残しておきます。

つくったもの

区内9か所の地図を、配布できる14枚の資料に
  1. 制度の説明(警戒区域と特別警戒区域の違い)
  2. 9エリアの一覧と、各ページへのジャンプリンク
  3. エリアごとの地図とGoogleマップへのリンク
  4. 出典の明記
  5. 大雨時の心構え

渡したのは、区内9か所の地図画像だけでした。

AIに任せたこと、自分で決めたこと

最初に渡したのは、地図画像と「出典を明記してPowerPointにしたい」という一文だけでした。 そこから先を、どこまでAIに任せ、どこから自分で決めたのかを分けてみます。

AIに任せたこと 自分で決めたこと
  • 資料全体の構成(表紙→制度説明→目次→エリア別ページ→備え→出典)
  • 配色・レイアウトなどのデザイン
  • 出典の正確な書き方(国土交通省・国土地理院の記載ルールを調べて反映)
  • 各エリアの場所を特定し、Googleマップへのリンクを個別に用意すること
  • タイトルの言葉づかい
  • 最終ページに何を載せるか(問い合わせ先ではなく区のホームページ案内にする)
  • 制作主体をDSC名義にすること
  • 特定のページだけリンク先を大学名に変えること
AIは選択肢を形にしてくれます。でも、何を選ぶかは人の仕事だと、あらためて感じました。

進め方

地図9枚と依頼を渡す
↓
初稿が返ってくる
↓
気になった点をまとめて伝える
↓
反映を確認する
↓
1か所だけ指定し直す

依頼から配布できる形になるまで、往復はわずか2回でした。 細かい指示を一度にまとめて出したのが、よかったのかもしれません。

感じたこと

一番助かったのは、出典表記のルールまでAIが自律的に調べて正しく反映してくれたことでした。 地図や統計を扱う資料は、出典の書き方ひとつで信頼性が変わります。 そこを都度自分で確認せずに済んだのは、時間に追われる中で災害対応をまとめる際に想像していた以上に助かりました。

後から気づいた修正点(制作主体の変更やリンク追加)は、当然ながら最初の依頼には書いていませんでした。 任せる時点ですべてを見通して指示を出す必要はなく、出てきたものを見てから直す―― という進め方でも十分にスムーズだった、というのが今回の実感です。

配布資料

今回作成した資料は、こちらからご覧いただけます。

pdf 千代田区土砂災害警戒区域 (6.81MB)