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年末、標準化の先にあるもの
年末が近づくにつれ、空気が少し張りつめてきた。
この年末年始に、多くの基幹業務システムをガバメントクラウドへと移行する。長く準備してきたので、何事も起きずに済むと信じてはいるが、油断は禁物だ。
正直なところ、落ち着かない。
だがそれ以上に、これまで積み上げてきた現場の判断と、そこから伝わってくる手応えに、安堵も感じている。
自治体20業務システム標準化をめぐる議論は、ここにきて厳しさを増してきた。
国が描いた工程表どおりに進まない自治体が明らかになり、「計画そのものに無理があったのではないか」という声も大きくなった。
想定以上にコストが上がった、現場が疲弊している、従来のやり方のほうが良かった——そうした指摘には、事実も含まれているだろう。
ただ、その議論の多くが、どうしても「今、この瞬間」だけを切り取っているようにも感じられる。
標準化は、本来もっと長い時間軸で捉えるべきものではないだろうか。
これまで地方自治体は、それぞれが独自にシステムをつくり、運用し、改修してきた。
自治体ごとの工夫や創意は確かにあったが、その一方で、データをつなぐために多くの困難があり、事務事業は同じなのに自治体が違えば仕組みが通用しない、という状態が当たり前になっていた。
標準化は、その前提を一度リセットする試みだ。
業務とデータを揃えることで、部門連携が「努力」ではなく「構造」として可能になる。
自治体同士、さらには国や公共機関とのデータ連携も、例外ではなく前提として考えられるようになる。
この変化は、大きい。
あたりまえのことだが、ネットワークは繋がってこそ真価を発揮する。
繋がることを前提にしたシステム構築は、これまでの延長線上では決して到達できなかった地点への、最初の一歩になる。
もちろん、痛みを伴わない改革など存在しない。
慣れ親しんだ仕組みを手放す不安、業務が一時的に複雑になる戸惑い、説明しきれない違和感。
それらを抱えながら、それでも現場は前に進もうとしている。
だからこそ、標準化を「失敗か成功か」「高いか安いか」だけで語ってしまうことに、どこか違和感が残る。
これはゴールではない。
「これからがスタートなんです」という担当者の言葉が、心に残っている。
標準化は、日本の行政DXにとってのゴールではなく、始まりだ。
その始まりに立ち会っていることの重さと意味を、静かに噛みしめながら、この年末を迎えている。
13歳の娘と学ぶ お金持ちになるための100問
<目次>
第1章 教育・家族・子ども
第2章 お金の哲学・意味・使い方
問い#17:誰かのために使うお金と、自分のために使うお金、どちらが幸せ?
第3章 思考・マインドセット
第4章 行動と習慣
第5章 人間関係・信頼
第6章 感情・精神性・スピリチュアリティ
第7章 時間・自由・ライフスタイル
第8章 時間・自由・ライフスタイル
第9章 投資・金融リテラシー
問い#85:お金の知識は学校で学べると思う?
問い#86:おこづかいをどう使えば価値がふえる?
第10章 死・遺産・人生の目的
#100:「よく生きた」と感じられる生き方とは何か?
#100:「よく生きた」と感じられる生き方とは何か?
【Grace の問い(親子で10分)】
1)今日、自分に正直に選べたことを1行書く。
2)誰かとの心の通い合いを1件記録する。
3)If-Then習慣を決める(迷った“ら”本音に従う)。
【落とし穴(3つ)】
1)「大きな成果」がないと価値がないと思う。
2)人との比較で自分を小さく見積もる。
3)未来の完璧を待ちすぎて今をおろそかにする。
【確認用チェックリスト(3項目)】
□ 誠実メモを1行書いた。
□ 心の通い合いを1件記録した。
□ If-Then習慣を決めた。
【今日の振り返り(見本・100字)】
「よく生きた」とは成果より本音と心の積み重ね。誠実メモを1行、心の通い合いを記録し、If-Thenで本音を選ぶ。比べず、完璧を求めず。深呼吸三回。やさしい一日を未来への誇りとして残す。
#99:人生を振り返ったとき、何に感謝したい?
#99:人生を振り返ったとき、何に感謝したい?
【Grace の問い(親子で10分)】
1)今日ありがとうを伝えたい人を1人書く。
2)その人への一言メッセージを1行で書く。
3)If-Thenを決める(会えた“ら”必ず伝える)。
【落とし穴(3つ)】
1)恥ずかしさで言えずに終わる。
2)SNSなどで形だけの感謝にする。
3)過去の後悔ばかりにとらわれる。
【確認用チェックリスト(3項目)】
□ ありがとうメモを書いた。
□ 支えてくれた人を3人リストにした。
□ If-Thenで行動を決めた。
【今日の振り返り(見本・100字)】
感謝は「伝えて完成する贈り物」。ありがとうを1行書き、支えてくれた人を思い出す。If-Thenで行動を決め、恥ずかしさより本音を優先。見返りを求めず伝える習慣が、未来に温かい灯を残す。
#98:人生でやり遂げたいことは何?
#98:人生でやり遂げたいことは何?
【Grace の問い(親子で10分)】
1)いま大切にしたい“生き方の軸”を1行で書く。
2)人を支えたり支えられた瞬間を1つ思い出す。
3)If-Then習慣を決める(迷った“ら”心の光を残す方を選ぶ)。
【落とし穴(3つ)】
1)「特別なこと」を探しすぎて本音を見失う。
2)他人と比べて自分を小さく見積もる。
3)目標だけに囚われて日々を軽んじる。
【確認用チェックリスト(3項目)】
□ 今日の本音を1行書いた。
□ 支えの瞬間を1つ記録した。
□ If-Then習慣を決めた。
【今日の振り返り(見本・100字)】
やり遂げたいことは特別な成果ではなく、心を偽らず生きること。本音を1行書き、支え合いの瞬間を記録し、If-Thenで一歩を決める。比べずに歩き、深呼吸三回。今日の光を未来へ渡すように、静かに休む。
