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#17:誰かのために使うお金と、自分のために使うお金、どちらが幸せ?
#17:誰かのために使うお金と、自分のために使うお金、どちらが幸せ?
【Grace の問い(親子で10分)】
1)今月の『自分を育てる/分かち合う/共に楽しむ』の配分(%)と各上限(円または回数)を決めてください。
2)直近1週間で『自分』『誰か』に使った例を各1つ挙げ、“満足度★/つながり★”を記録してください。
3)明日、3枠のうち1つで具体行動を1つ決め、金額・時間・相手をノートに書いてください。
【落とし穴(3つ)】
1)『自分だけ』『人だけ』に偏り、消耗する。
2)比較や見栄のために使い、本心から離れる。
3)配分を決めず“余ったら”にして、結局使い方が雑になる。
【確認用チェックリスト(3項目)】
□ 3枠の配分%と上限を決めた(ノート貼付)。
□ 直近の例に“二重メモ(満足度★/つながり★)”をつけた。
□ 明日の具体行動(いつ・どこで・いくら・誰と)が決まった。
【今日の振り返り(見本・100字)】
お金の幸せは“両輪”で育つ。『自分を育てる』『分かち合う』『共に楽しむ』に配分を置き、使ったら気持ちを一行で記録。私は本を借りて学びを増やし、クラスメイトへ小さなお裾分け。夜は家でカードゲーム。輪の温度が上がった。
#16:お金がないとき、何を一番我慢する?
#16:お金がないとき、何を一番我慢する?
【Grace の問い(親子で10分)】
1)“我慢する順番”のマイルールTOP3を書いてください(例:娯楽→外食→衣類の順に絞る)。
2)ゼロ円リストを5つ、代替リストを3つ作ってください。
3)明日、『置き換え』を1つ実行(いつ・どこで・何を)し、使わなかった分の行き先(先取り/備え)を決めてください。
【落とし穴(3つ)】
1)必要(健康・学び)まで削ってしまう。
2)我慢一辺倒でリバウンド消費に走る。
3)記録をせず、効果と気分の変化を可視化しない。
【確認用チェックリスト(3項目)】
□ 我慢の順番が3つ書けた(家の合意あり)。
□ ゼロ円/代替リストを合計8個作った。
□ 明日の置き換え行動と“使わなかった分の行き先”を決めた。
【今日の振り返り(見本・100字)】
“がまん”は削ることではなく“選びなおす力”。健康と学びは守り、可変費を置き換える。ゼロ円リストと『24時間待つ』で衝動を静め、残した分は先取りへ。私はお菓子を家の果物に置き換え、浮いた分を『備え』に回す。
#15:お金が十分にあったら、どんな使い方をしたい?
#15:お金が十分にあったら、どんな使い方をしたい?
【Grace の問い(親子で10分)】
1)“十分にあったらやりたい使い方”TOP3を書き、誰と・どんな感情を増やしたいかを各1行で添えてください。
2)今月の“余剰”の配分を決めましょう(例:体験40%/学び20%/贈る20%/備え20%)。各枠の上限金額(または回数)も書いてください。
3)明日1つ、『時間を買う/学びに投資する/誰かに贈る/安心を増やす』行動を具体化してください(いつ・どこで・いくら・何を)。
【落とし穴(3つ)】
1)“無限に買える”錯覚で、持ち物と維持コストが増える。
2)見栄や比較で選び、本心から離れる。
3)配分と上限を決めず、余剰が“なんとなく”消える。
【確認用チェックリスト(3項目)】
□ 使い方TOP3が「誰と/何に/どんな感情」まで言語化できた。
□ 余剰の配分%と各枠の上限(円または回数)を決めた。
□ 明日の一歩が“日時・場所・金額”まで決まった(ノートに記入)。
【今日の振り返り(見本・100字)】
十分にあるときほど、使い方に人となりが出る。私は“体験・学び・贈る・備え”の4枠で配分を決め、家族時間を30分延ばすため夕食後の片づけを家電に任せる。明日は本を1冊借り、友だちへ小さな差し入れ。お金ログに手応えを記す。
#14:欲しいものと必要なものの違いは何?
#14:欲しいものと必要なものの違いは何?
【Grace の問い(親子で10分)】
1)直近1週間の買い物(または迷った物)を3つ挙げ、『必要/欲しい』に仕分けし、理由を一言で書いてください。
2)4つのチェック(壊れていない/代替あり/頻度高い/寿命)で、買う・買わない・保留(24時間待つ)を決めてください。
3)『必要・好き・備え』の割合を今月の仮ルールとして決め、ノートの表紙に書いてください。
【落とし穴(3つ)】
1)“必要”を口実に“欲しい”を正当化する(グレードアップ症)。
2)感情を否定して我慢一辺倒になり、リバウンドする。
3)判断を記録せず、同じ迷いをくり返す。
【確認用チェックリスト(3項目)】
□ 『必要/欲しい』の一行定義が自分の言葉で書けた。
□ 今週の迷い1件を『24時間待つ』で保留にした。
□ 『必要・好き・備え』の割合を決め、次回見直す日付を書いた。
【今日の振り返り(見本・100字)】
必要は機能、欲しいは気持ち。どちらも大切だが、順番と配分が鍵。『24時間待つ』と仕分け(必要6・好き3・備え1)で、レジ前の一拍が習慣になってきた。猫のイラストの傘は“好き”から検討、壊れていない今は保留。お金ログに理由を一行。
#13:お金とは私にとってどんな存在だろうか?
#13:お金とは私にとってどんな存在だろうか?
【Grace の問い(親子で10分)】
1)お金を“あなたの言葉で”一言で定義してください(例:未来を選ぶ道具/思いを運ぶ媒介/静かな相棒 など)。
2)先週『お金がよい相棒だった瞬間/振り回された瞬間』を各1つ挙げ、理由を一行で書いてください。
3)明日、『相棒度が上がる使い方』を1つ決めてください(例:先取り貯金○%/サブスク1件見直し/お金ログに“選択肢・時間・関係”の★を記録)。
【落とし穴(3つ)】
1)『お金=善/悪』と短絡する。
2)定義が抽象的で、行動に落ちない。
3)不安や見栄を埋める買い物に流れる(記録・待つが欠ける)。
【確認用チェックリスト(3項目)】
□ 一言定義を書き、ノートの表紙にも貼った。
□ 明日の具体行動(金額・時間・場所)が決まった。
□ お金ログに“選択肢/時間/関係”の★評価欄を追加した。
【今日の振り返り(見本・100字)】
お金は思いを運ぶ静かな相棒。距離を整えれば、選択肢と安心が増える。私はサブスクを1件見直し、浮いた分を先取りへ。贈り物は手紙+小さな花で気持ちを添える。ログに“選択肢・時間・関係”の★を記す。