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2026 / 05 / 06  21:03

【電子書籍】『13歳、 わたしはお金持ちになると決めた。 100の問い 第2巻 お金と価値観』(著者:小林聡史)を2026年5月6日に発売

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デジタル・サポーターズ・クラブは『13歳、 わたしはお金持ちになると決めた。 100の問い 第2巻 お金と価値観』(著者:小林聡史)を2026年5月6日に発売したのでお知らせします。

13歳の少女が「お金持ちになりたい」と言い出した。
第2巻でルミが向き合うのは、「お金」と「価値観」です。

 

パンを焼く時間は、同じ速さでは流れない。

ルミの家では、母が粉を量り、ぬるま湯を入れ、イーストを待ちます。
急がない。
こねて、待って、焼けるのを見る。
その時間の中に、犬のナナがいて、父ののんびりした声があり、食卓には焼きたてのパンの匂いが広がります。

莉子の家では、時間はもっと速く流れています。
予定があり、効率があり、次にやるべきことがある。
広く整った白金の家。
何でも選べるように見える暮らし。
そこにはルミの家とは違う空気が流れています。

第2巻は、ルミと莉子の世界が交差していく物語です。

第1巻で「お金持ちになる」と決めたルミ。
思いついたら、すぐに走り出す女の子。
お金があれば、遠慮しなくていい。
お金があれば、「これでいい」ではなく「これがいい」と言える。

そう信じていたルミの問いは、第2巻で少しずつ「お金そのもの」へ近づいていきます。

お金と自由って、どんな関係?
お金で買えないものって、何がある?
お金は、わたしにとってどんな存在?
欲しいものと必要なものの違いは?
お金が十分にあったら、どんな使い方をしたい?
豊かさって、どんな状態のこと?

ルミにとって、お金はとても身近で、とても切実です。

カフェでメニューを見るとき、先に見るのは飲みたいものではなく、右側の値段。
お小遣いの残りを数えて、自販機のお茶を買うかどうか迷う。
本当は欲しいものがあっても、安いほうを選ぶ。
「これがいい」と言う前に、「これでいい」と自分に言い聞かせる。

そんなルミの前にいるのが、莉子です。

莉子は、裕福な実業家の家に育った女の子。
720円のノートを、紙の厚さや罫線の幅まで見て選びます。
パン作りのために、質のよいバターや小麦粉を用意することもできます。
ルミから見ると、莉子はいつも「選べる側」にいます。

でも、莉子はただの「お金持ちのお嬢さん」ではありません。

父からは、「好きなことをしなさい」と言われています。
けれど、莉子にはまだ、自分の好きなことがはっきり分かりません。
何でも選べるはずなのに、何を選べばいいのか分からない。
その不安を、莉子は多く語りません。

ただ、ルミの家のキッチンでパンをこねるとき、莉子の手は少しずつ変わっていきます。

粉を量る。
水を加える。
生地をこねる。
焼けるまで待つ。

ルミの母は急ぎません。
父はのんびりしています。
ナナは莉子の足もとに寄ってきます。

ルミの家では、時間がゆっくり流れています。

莉子は、その時間に少しずつ惹かれていきます。
ルミには、それがまだうまく分かりません。

一方で、ルミも莉子の世界に触れていきます。

お小遣いの額。
ノートの選び方。
材料へのこだわり。
白金の家。
整った部屋。
静かすぎる空気。
約束を守れなかったときに見せる、莉子のいつもと違う顔。

ルミは、莉子をうらやましいと思います。
でも、それだけでは片づけられない何かが、少しずつ増えていきます。

お金があれば、自由なのか。
選べることは、幸せなのか。
選べるのに選ばないことと、選べないことは、どう違うのか。
お金はいくらあれば、十分なのか。
そもそも、お金とは何なのか。

第2巻で描かれるのは、お金の知識ではありません。
お金を通して見えてくる、二人の価値観です。

ルミの家では、パンは買うものではなく、焼いて待つものです。
莉子の家では、よい材料を選び、正しく整えることが大切にされます。

どちらが正しいのか。
どちらが豊かなのか。

ルミは、すぐには答えを出せません。
莉子も、自分の気持ちをはっきりとは言いません。

それでも二人は、パンを焼き、カフェに行き、文房具店でノートを選び、誕生日のケーキを作ります。
一緒にいる時間の中で、二人の世界は少しずつ重なっていきます。

第1巻では、まだ隣にいるだけだった二人。
第2巻では、莉子がルミの家に通い、ルミが莉子の家へ行きます。

一方通行だった関係が、少しずつ双方向になっていく。
それが、第2巻のもう一つの物語です。

この本は、簡単な稼ぎ方を教える本ではありません。
損をしない方法を教える本でもありません。
お金持ちになる近道を示す本でもありません。

これは、お金というものを通して、二人の女の子の世界が交差していく物語です。

本巻では、ルミが第11問から第20問までの問いと出会います。

お金と自由って、どんな関係?
お金で買えないものって、何がある?
お金は、わたしにとってどんな存在?
欲しいものと必要なものの違いは?
お金が十分にあったら、どんな使い方をしたい?
お金があるとき、どんな気持ちになる?
お金がないとき、何を一番我慢する?
誰かのために使うお金と、自分のために使うお金、どっちが幸せ?
お金がすべてじゃないとしたら、何を大事にする?
豊かさって、どんな状態のこと?

舞台は、夏休みのキッチン、カフェ、文房具店、帰り道、そして白金の家。

大きな事件は、起こりません。
けれど、二人の中では確かに何かが動いています。

ルミは、お金があれば遠慮しなくていいと思っていました。
莉子は、何でも選べるように見えました。

でも、パンを焼く時間の中で、二人は少しずつ知っていきます。

お金で買えるもの。
お金で選べるもの。
お金があっても、すぐには分からないもの。

そして、同じ時間を過ごさなければ見えてこないもの。

AIコーチ・Graceは、答えを教えません。
ただ、問いを返します。

その問いを持ったまま、ルミは莉子を見ます。
莉子は、ルミの家のキッチンで、またパンをこねます。

お金の話から始まった物語は、少しずつ、二人が何を大切にしているのかを照らし始めます。

子どもにも、大人にも、問いが残る一冊です。

■書籍概要
書名:13歳、わたしはお金持ちになると決めた。100の問い 第2巻 お金と価値観/著者:小林聡史
出版年月日 2026/5/6 定価 本体100円+税

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